歩くケーキ屋さんです！

今日も朝からハロワの求人検索…
月初＆週初めだからか新着の求人数が普段の倍ほどある！

でもこれといったものがなかった…
製造業メインで探してるんだが求人の多い地域が家から遠すぎるんだよなぁ。
始業時間が８時のとこが結構あるしそうなると家を６時とかに出ないといけなくなる…
しかも通勤手当の上限をオーバーしまくり…それでいて薄給＼(＾o＾)／
どこかで妥協しないといけないんだけどね、なかなか踏み切れない。

そんなわけで気晴らしと運動不足解消のため海へ散歩に出かける。

が…いきなり腹痛に襲われて４０分くらいで帰宅。
この腹痛で早くに帰ったために後ほど素敵な出会いが訪れる。

帰宅後しばらくすると腹痛も治まったので
「また昼過ぎから出かけようかなぁ」と思案する。
部屋は暑いのでパンツ一丁に外出時に履いていた靴下というクールビズスタイル、仕事してないけど。

昼飯を食べながらネットをしていると突然玄関のチャイムが鳴る。
「楽天とかで何か注文したっけ？」
とりあえず出ようと思ったが上半身裸ではマズかろうと急いでシャツを装着。

玄関オープン

あ…下はパンツと靴下のままだ…

青い発泡スチロールが見えたので何かの宅配かと思ったがよく見ると違う…
っていうか発泡スチロールを抱えたお姉さんビックリしてる。

平日の昼間だからオバチャンとかが出てくると思ったら
パンツに靴下とかいう通報の瀬戸際にいるようなスタイルの無職が出てきたんだもんな、ゴメン。

しかしお姉さんは強かった。３秒ほど驚いた素振りであったが我に返って
「歩くケーキ屋さんです！美味しいワッフルの販売をしております。お茶のお供にいかがでしょうか？」
とか言ってた。ケーキ屋さんなのかワッフル屋さんなのかよく分からんが。

発泡スチロールのフタ部分にワッフルの写真とともに「４P１０００円」と書いてあり
「１個２５０円かよ…たけぇな」と思い即座にごめんなさいする。
お姉さんも「こんなオッサンじゃあ甘いもの食べないだろうな…」と思ったのか
俺の斬新なクールビズスタイルに恐怖を覚えたのかあっさりと引き下がってくれた。

本当に歩いてんのか車で運んでんのか知らないけど飛び込みで売りに行くとか大変だなぁ…
給料いくらなんだろう、やっぱり歩合制なんだろうなぁ、俺にはできねえなぁ…
等と無職ならではの発想でお姉さんを見送った俺であった。